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ピンク色花のセンダングサ

 投稿者:植村 修二  投稿日:2017年12月11日(月)07時51分22秒
返信・引用 編集済
   オオバナノセンダングサ(別名タチアワユキセンダングサ)Bidens pilosa L. var. radiata Sch. Bip.は、沖縄ではどこにでもある雑草で、路傍や空き地、苗を植えたばかりのサトウキビ畑などで、白い花が咲き乱れています。その中には、匍匐性の強いハイシロノセンダングサ(別名ハイアワユキセンダングサ)Bidens pilosa L. var. radiata Sch. Bip. f. decumbens (Greenm.) Sherffも混ざっていますが、どちらなのか同定に困る個体もあります。

 1998年8月4日、沖縄県那覇市の那覇空港、第1タ-ミナル~第2タ-ミナルの間の路傍で、舌状花がピンク色の個体をみつけ、採集して持ち帰りましたが、茎の内部を食べる幼虫の被害を受け、枯死してしまいました。それは、ネット上にベニバナアワユキセンダングサとして公開されている以下の画像のものとよく似ておりました。

タチアワユキセンダングサの色変わり品種
https://blogs.yahoo.co.jp/rsytw766/15309726.html

 ベニバナアワユキセンダングサBidens pilosa L. var. radiata Sch. Bip. f. purpurea Kayamaは、嘉弥真国男氏がタチアワユキセンダングサの新品種として、沖縄生物学会誌 Biol. Mag. Okinawa 51:101-102 (May 31, 2013)にて発表されたもので、3年間、自宅で種子から栽培して(ピンク)色に変化が出ないことを確認して発表されたようです。

 ところが、ネットに公開された画像を見ますと、園芸植物として流通しているビデンス ‘ピンク・ハート’のようです。ビデンス ‘ピンク・ハート’はメキシコ原産のBidens aequisquama  (Fern.) Sherffと考えております。

タチアワユキセンダングサの新品種 嘉弥真さん発見(琉球新報2013年7月5日)
https://ryukyushimpo.jp/photo/prentry-209043.html

 また、石垣島での画像の植物もビデンス ’ピンク・ハート‘のようです。
http://mermaid.ti-da.net/e7082895.html

 ビデンス ‘ピンク・ハート’は、よくこぼれタネから育ち、同じ様なピンク花を咲かせます。今年、その中の1株が淡いピンク色花をつけました。おそらく、狭い庭で栽培していますので、近くのハイシロノセンダングサとの雑種と考えています。ビデンス ‘ピンク・ハート’はやや茎が立ちますが、この雑種個体は匍匐性です。

 画像
  上:ハイシロノセンダングサ
  中:ビデンス ‘ピンク・ハート’
  下:ハイシロノセンダングサ(上の個体)と雑種(下の個体)

 
 

ハスノハカズラの種子

 投稿者:田中光彦  投稿日:2017年12月 7日(木)11時27分46秒
返信・引用
  昨日、泉南飯盛山に行ってきました。ムベがたくさんありましたが実は既に落ちていて見られなかった。オオツヅラフジも沢山ありましたが、全て葉を落としていました。
ハスノハカズラの実がありましたが、こちらはまだ完熟というわけではなく、青から黄色の状態でした。ハスノハカズラはツヅラフジ科で、アオツヅラフジやオオツヅラフジの種子は面白い形をしていますが、このハスノハカズラの種子も変わった形をしています。
上の写真は10年前の10月に和歌山・江須崎で撮ったものですが、既に赤く色づいています。
中の写真は昨日、泉南飯盛山で撮ったものです。どちらも実の間に種子が露出した状態でまだ果柄にくっ付いたままです。こんな例はあまり見かけたことがありません。下の写真はその種子です。
 

ヒロハヤブソテツ

 投稿者:相良真佐美  投稿日:2017年12月 7日(木)01時21分10秒
返信・引用 編集済
  12月3・6日、高槻市の渓谷に行きました。シダ植物が豊富な所で、ヤブソテツ類もいろいろありました。
その中で、崖地の片隅でヒロハヤブソテツを見つけました。初めて見て感激でした。これは、京都府、奈良県などで絶滅危惧種なので、詳しい地名は控えたいと思います。

また、キジノオシダも初見でした。オオキジノオとも似ていますが、中部~下部羽片には柄がありませんでした。ジュウモンジシダ、イノデ、アイアスカイノデなども、いたる所にありました。

北摂には多いハカタシダなどもこの渓谷に、たくさんありました。
この渓谷の2年ほど前は、鹿(ニホンジカ)の食害で、植物は相当やられましたが、昨年からは、狩猟が頻繁に行われ、昨年からピタリと鹿を見かけなくなりました。
以前は、鹿が食べないマツカゼソウなどが独占状態でしたが、今はマツカゼソウもそれほど目立たなくなりました。
この渓谷にも、植物が復活してきたようです。

(2017年12月3・6日 大阪府高槻市の渓谷で撮影)
 

ソメイヨシノの蜜腺

 投稿者:相良真佐美  投稿日:2017年11月25日(土)23時41分5秒
返信・引用
  今の時期、ソメイヨシノの紅葉真っ盛りですが、ソメイヨシノの葉身基部や葉柄には蜜腺があります。
図鑑では、その蜜腺は葉柄を軸として対称についているのが一般的で、それが標準と思っていました。
ところが、最近、いろいろな所で見てみると、対称なのは少なく、離れた位置に蜜腺があるのが、多くありました。
わずかですが、蜜腺が1個や3個のも見つかりました。

緑色の時は対称に並んでいたのが、なぜ離れていくのかを考えてみました。
紅葉しだすと、葉が内巻きになり葉柄が細くなって、蜜腺がぶつからないように離れていった、というのもあると思います。
また、葉身基部から生長して離れたようになっているのもあります。
なぜ蜜腺が葉身基部からと、葉柄からと2種類に分かれるのかも、よくわかりません。植物にとっては葉身基部と葉柄は境目がないからかも分かりません。

蜜腺の断面を開いて、何か引っ張るような「働きのもの」があるのかを調べたのですが、あまりよく分かりませんでした。
とにかく、ソメイヨシノの2個の蜜腺が、紅葉を始めると離れた位置になるのが多いということだけは、最近気がつきました。
 

ウラスギほか

 投稿者:磯野久美子  投稿日:2017年11月19日(日)23時49分58秒
返信・引用
  11月11日、京都府立大学久多演習林の野外セミナーに参加しました。
林学の先生が樹木を中心に色々説明をして下さいました。
久多演習林はこの大学の6つある演習林の中で一番北にあり、雪深い土地ならではのお話はどれも興味深く、とりわけ印象的だったのはウラスギの話です。
花折トンネルを抜けると雪が降っていたりするなど気候が変わるそうで、ここは冷温帯(仙台や新潟の平地と同じ位の気候)になるのだそうです。
演習林は全国で30ほどの大学にあるそうですが、いずれも気候が違うので、相互に学生を受け入れて教育しているのだそうです。

天然スギには太平洋側のオモテスギと日本海側のウラスギがあると初めて知りました。
この演習林にあるのはウラスギで、枝が雪の重さでしなって地面に着くと、そこから根を出して、新たな個体ができ、いずれ枝は枯れて、独立した若木となって行くのだそうです。
この雪に適応した生き方は伏条更新と言い、オモテスギにはない性質なのだとか。
自分で挿し木をして殖えて行くようなものなので、種子で殖えるよりも効率が良く、周りの子供たちを調べると皆同じDNAだそうです。

ユズリハも沢山ありましたが、ここのは背が低く、雪に対応して矮性化したエゾユズリハだと教えていただきました。

また、8月の白川八丁での例会で、広葉樹で唯一仮道管のものと教えていただいたヤマグルマも岩の上に根を張っていました。
単に原始的なのかと思っていましたが、これも仮道管だからこそ針葉樹のように雪や乾燥にも耐えて生き抜いて来れたのだと分かりました。

樹皮を剥ぐとサリチル酸メチルのにおいがするミズメが、雪で倒れた後しなやかに立ち上がっている姿も紹介していただきました。

スギの幹にはこの10月に皆子山で見たのと同じ熊剥ぎ防止のテープが巻いてありましたが、剥がされた痕も幾つか見ました。
熊は針葉樹の甘皮のニオイとマジックインキのニオイが大好きなのだとか。
鹿は下からベリっとめくるので、テープでは役に立たないそうです。
木は維管束や形成層がある外側が剥ぎ取られると命が脅かされますが、ほこらのように真ん中が空いているのは大丈夫とのこと。

鹿も多いようで、去年のちょうど今頃、廃村八丁で見たのと同じオオバアサガラとイワヒメワラビの景色もあり、コアジサイも目につきました。
最近はオオバアサガラの樹皮まで食べるようになったとか。
鹿が行かない急な崖には元の植物が残っているそうです。

雨が降ったり止んだりでしたが、結構急な斜面を尾根まで登ると、ちょうど紅葉が見頃で、赤、橙、黄、そして緑が織りなす美しい山が一望できました。その向こうは三国岳だそうです。

スギは百万年も前に広まっていた植物であるとか、ヒノキチオールはヒノキよりアスナロやヒバに沢山含まれるとか、ドングリは2~3日乾燥するともう発芽しないとか、トチノキは山村では実が保存食になるので切らないから大きな木になっているとか、ハウチワカエデはコハウチワカエデより葉が大きいだけでなく、葉柄が葉身の3分の1位の短さだとか、ホウノキのように葉が大きいものは枝の間隔も大きいとか、スギやヒノキは種子が小さいので岩の隙間にも入って発芽するが、落ち葉の上に落ちた種子は根が乾燥してしまうとか、斜面に立つスギは踏ん張るために根元の断面が上下が広く左右が細い楕円になっているとか、クリは枯れてもなかなか腐らないので家の土台や枕木に使われ、ヒノキより高く売れるとか、山で倒れた木はいつまでもそのままでは困るので、それを腐らせるキノコは有用だとか、歩きながら色んな面白いお話が聞けました。

また、食べる位では追いつかないそうですが、地元の方が作ったシカやイノシシのサンドウィッチも味わうことができて、とても楽しく有意義な一日でした。

花折峠の向こうは川が北向きに流れ、久多に降った雨は安曇川を経て琵琶湖へ流れるそうですが、久多と芦生の境目が分水嶺になっていて、隣接する芦生に降った雨は由良川を経て日本海へ流れるそうです。安曇川の支流、針畑川がとてもきれいでした。

写真(上より)
生々しい爪痕が残る熊剥ぎ/コハウチワカエデとハウチワカエデ
岩に根を張るヤマグルマ/オオバアサガラとイワヒメワラビ
ほこらができたスギ/樹皮を食べられたオオバアサガラ
岩の上から出ているスギ/雪の影響でしょうか、根元が曲がっている木々
ウラスギのクローンの子供たち
尾根からの景色(紅葉)、手前はエゾユズリハ
 

ヒメジソ

 投稿者:相良真佐美  投稿日:2017年11月18日(土)22時37分21秒
返信・引用
  11月17日、淀川右岸河川敷の鳥飼で、ヒメジソの群生を見ました。ピンク色の帯になっています。時期的に花は終わり、萼片だけ残っています。
以前、500mほど上流でイヌコウジュの群生を見たので、これもイヌコウジュと思っていました。しかし、よく見るとヒメジソでした。

ヒメジソとイヌコウジュはよく似ています。区別点として、

 ・ヒメジソ ==粗い鋸歯。萼の上唇の3歯は広く鈍頭。
 ・イヌコウジュ ==低い鋸歯。萼の上唇の3歯の先は鋭くとがる。

と、図鑑にあります。今の時期、葉は枯れ落ちていますが、萼片の形で区別できます。

(2017年11月17日 淀川右岸河川敷・鳥飼で撮影)
 

Re: カワヂシャの仲間?

 投稿者:花月  投稿日:2017年11月14日(火)19時25分58秒
返信・引用
  > No.1253[元記事へ]

高原様

ご意見と情報ありがとうございます。
確かに今回の植物(カワヂシャAとします)はネット上のマルバカワヂシャと比べるとやや葉先の丸味が少ないように見受けられます。
一方、エゾノカワヂシャは葉先は似ていますが、やや葉が細長く、葉柄も短そうです。
分布については、エゾノカワヂシャの報告があるのはほとんど北海道や東北地方です。
また、マルバカワヂシャについてはほとんど報告がないのですが、大阪府下での情報があります。
ただし、発見者はマルバカワヂシャかどうか、決めかねているようです↓
http://nikohana.sakura.ne.jp/ookawajisya.html
その他、カワヂシャAは、葉柄が比較的長い、茎は赤茶色を帯び、分岐して横に広がる傾向がある、等の特徴がありそうです。
結局、マルバカワヂシャの変異の範囲かもしれないのですが、よくわからないというのが正直なところです。


 

Re: カワヂシャの仲間?

 投稿者:高原  投稿日:2017年11月14日(火)00時30分28秒
返信・引用
  > No.1252[元記事へ]

写真下の添付をミスりました。
 

Re: カワヂシャの仲間?

 投稿者:高原  投稿日:2017年11月14日(火)00時26分11秒
返信・引用
  ネット上のマルバカワヂシャの写真を見ていると、葉先の円さが違うように思いました。
 https://de.wikipedia.org/wiki/Bachbunge

むしろエゾノカワヂシャに似ているように思いますが如何なものでしょう。
 https://www.swcoloradowildflowers.com/Blue%20Purple%20Enlarged%20Photo%20Pages/veronica%20americana%20and%20anagallis-aquatica.htm

写真上 花後の穂が一つできていました。
写真下 3kmほど離れた郊外でも見られました。
 

シュッコンツユクサ新産地のご報告

 投稿者:前田秀子  投稿日:2017年11月12日(日)17時27分1秒
返信・引用
  はじめまして。
シュッコンツユクサの新産地についてご報告いたします。

9月18日、住吉公園(大阪市住之江区)にて、外来種と思われるツユクサの仲間が広範囲に咲いているのを見つけました。「大阪市難波の宮跡公園に帰化したシュッコンツユクサ(2017)」を報告された中村功様にCommelina erecta L. シュッコンツユクサであると同定していただきました。

今まで、神奈川県と大阪市難波宮跡公園にて生育が認められていましたが、住吉公園のシュッコンツユクサは、そのどちらよりも葉の幅が広く、私が見たもので大きなものは幅3cm、長さは7cmほどになり、やや卵形をしています。

茎は立ち上がります。茎を抱く部分は耳状で、長い雄しべは湾曲する等、Commelina erecta L.の特徴が見られます。 住吉公園の林や花壇の中に群生していました。 前田秀子

 

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