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オオバナネムチャの帰化

 投稿者:植村修二  投稿日:2020年 9月 5日(土)23時17分36秒
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   水田光雄さんから、「兵庫県三木市で大型のカワラケツメイ?が見つかっている」とメールをいただいた。発見者は蝶屋(チョウ類を研究する人たち)からの情報という。
 ツマグロキチョウはアジア~ヒマラヤ・インド、オーストラリア北部に分布します。近縁のキチョウ類はいろいろなマメ科植物を食草とするのに対し、ツマグロキチョウはカワラケツメイChamaecrista nomame (Makino) H. Ohashiだけを食草としています。近年、カワラケツメイの減少に伴ってツマグロキチョウも減っており絶滅危惧II類(VU)とされています。
 しかし、東海地方中心に増えつつある帰化植物であるアレチケツメイC. nictitans (L.) Moenchを食草とするツマグロキチョウが現れたらしい。今回、案内くださった蝶屋さんも「カワラケツメイ以外を食草とする事例」を調査することが目的されており、私は水田光雄さん、能登康夫さんといっしょに合流させていただいた。
 2020年8月30日、JR宝塚駅前に集合。車で現地にむかう。場所は兵庫県三木山森林公園内で、園内に3ヶ所、群落が見られた。鮮やかな大きな花を付けており、オオバナネムチャC. fasciculata (Michx.) Greeneであった。公園関係者の話によると、北米産の牧草類を播いた場所から広がったとのことです。なお、ツマグロキチョウの幼虫が食べた跡はみられなかった。

 図 オオバナネムチャ
   (兵庫県三木市、2020年8月30日、植村修二撮影)

 
 
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